例えば・・・
当院は土地柄もあって、ご高齢の患者さまが多い歯科医院です。そのため、院長はこれまでに数多くの入れ歯治療を行っており、豊富な治療経験があります。その経験の中で、噛みやすく痛みが出にくい、外れない入れ歯を作るための技術を習得してまいりました。
さらに院長には、歯科医師になって以来、30年以上(※)の入れ歯治療の経験があります。これほどの治療を経験すると、「こんなお口の状態のときは、こうした対処をすれば噛める入れ歯ができる」といったセオリーが見えてきます。つまり、入れ歯治療の「勘所」がわかるようになるのです。
実は入れ歯治療とは、その治療の良し悪しに「経験」が最も影響する分野だと言えます。若い歯科医師の中に、入れ歯治療が苦手な人が多いのはこのためなのです。
※2023年現在
診療時間 | 月曜・金曜 9:00~12:00/14:00~19:30 火曜・水曜 9:00~12:00/14:00~19:00 土曜 9:00~12:00/14:00~18:00 |
---|
休診日 | 木曜・日曜・祝日 |
---|
よく「保険の入れ歯は噛めない」と言われることがありますが、必ずしも事実ではありません。
確かに以下のような観点から、お口の状況によっては、保険で噛みやすい入れ歯を作るのが難しい場合もあります。
では、なぜ保険の入れ歯では噛めないことが多いのでしょう。それは、患者さまが本当に噛みやすい噛み合わせの位置と、入れ歯で作った噛み合わせの位置が、合っていないケースがあるからです。
実は皆さまが今実際に噛んでいるところが、本当に噛みやすい位置とは限りません。人間の身体には適応力があり、歯がなくなったりグラグラして噛みにくくなったりしても、身体がその状態に適応しようと無理にでも噛める位置を探して噛むようになります。結果として、本来噛みやすいはずの位置とはかけ離れた場所で、無理に噛む習慣ができてしまうのです。
「無理に噛んでいる位置」で入れ歯を作っても、残念ながら噛みやすい入れ歯にはなりません。これが、保険の入れ歯では噛めないケースが多い理由の1つです。
保険でも噛みやすい入れ歯が作れるかどうかは、治療を担当する歯科医師の力量にも大きく左右されます。当院では、患者さま本来の「よく噛める噛み合わせの位置」を探し出し、その位置に合わせた入れ歯を作ることに尽力しています。
前述の通り、私どもなら保険診療でも噛みやすい入れ歯をお作りできますが、やはりどうしても限界が存在します。
一口に「噛みやすい」と言っても、保険診療の入れ歯と自費診療の入れ歯では、噛める度合いが異なります。
保険診療の入れ歯でも特別に硬いものでなければ噛めますし、食事もとれますが、タコの刺身や漬物となると難しいのが実状です。しかし自費診療でなら、タコの刺身や漬物も食べられるくらい、噛みやすい入れ歯をお作りできます。保険診療と自費診療の入れ歯では、このくらいの差が生まれます。
そもそも自費診療の入れ歯には、保険診療のような細かいルールや制限はありません。治療方法も材料も、患者さまのご希望に合うものを選択できます。そのため、入れ歯を薄く作って快適な装着感を実現したり、生まれ持った歯や歯ぐきに近い見た目の材料を採用したり、部分入れ歯の金具をなくしたりすることが可能です。
つまり自費診療なら、より快適で自然な見た目の入れ歯が実現できます。保険診療が「最低限」の治療であるのに対し、自費診療は「最良の治療」を目指すものだと言えるでしょう。
私どもでは、「より快適に好きなものを食べたい」「見た目の良い入れ歯にしたい」という患者さまのために、自費診療の入れ歯もご用意。もちろん保険と自費、双方のメリット・デメリットをしっかりとご説明いたします。
保険診療にするか自費診療にするかは、患者さまのご希望で決められます。無理に自費診療をすすめるようなことはありませんので、どうぞ安心してご来院ください。
「とし歯科医院」で院長を務めます、齋藤 俊哉と申します。
当院は、「30年以上の臨床経験を活かした、違和感の少ない入れ歯治療」を強みに診療を行っている歯科医院です。
入れ歯治療は歯科医師の中でも、得意不得意がはっきりと分かれる治療だと思います。なぜなら、患者様お一人お一人のお口の中は同じではないため、教科書通りに治療が出来ません。つまり、臨床経験をもとに「このようなケースの場合はこのような対応が良い」など、経験をもとにした診断・製作を行う必要のある治療であるということです。
わたくしも30年間という長年、入れ歯治療の研鑽を積んでまいりました。
下記に入れ歯のメニューを記載しておりますが、患者様ご自身で「適切な入れ歯の種類」の判断は難しいと思います。
当院のでは、現在の入れ歯のお悩みをしっかりとヒアリングさせていただき、ピッタリの入れ歯をご提案させていただきますので、是非ご活用ください。
入れ歯を固定するのに留め金(クラスプ)を使用しない部分入れ歯です。
目立たないだけでなく、隣の歯に留め金をかけないので、残っている歯に負担をかけることがありません。
料金 | 88,000〜220,000円 |
---|
治療の期間・回数:5~6回、1~2か月
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。
歯ぐきに触れる「床(しょう)」の部分にニッケルチタンという金属を使用した入れ歯です。ニッケルチタンには以下のような特徴があります。
料金 | 230,000〜250,000円 |
---|
治療の期間・回数:5~6回、1~2か月
リスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
シリコンを使って作る入れ歯で、歯ぐきにやさしく、痛みが起きにくいのが特徴です。
歯ぐきへの吸着が良く外れにくい半面、厚みがあるので違和感を覚える場合もあります。
料金 | 200,000〜250,000円 |
---|
治療の期間・回数:5~6回、1~2か月
リスクや副作用:定期的に調整する必要があります。汚れが付きやすいため、1~2年を目安にシリコン部分を交換する必要があります。最初は入れ歯の厚みに違和感を感じる可能性があります(強度を確保するために必要な厚みです。次第に慣れますのでご安心ください)。まれにシリコン部分が剥がれる場合があります。あごの骨が痩せると合わなくなり、調整(修理)が必要になる可能性があります。修理に時間がかかります。
※表示価格は全て税込です。
診療時間 | 月曜・金曜 9:00~12:00/14:00~19:30 火曜・水曜 9:00~12:00/14:00~19:00 土曜 9:00~12:00/14:00~18:00 |
---|
休診日 | 木曜・日曜・祝日 |
---|
使用中の入れ歯がある場合は、調整します。
お口の中を検査します。
お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
あごの形や頬の動きを確認し、入れ歯をつくるための「型取り」を行います。
型取りしたデータをもとに、歯科技工所で入れ歯をつくります。
完成した入れ歯をお渡しし、使い方やお手入れの方法をご案内します。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | 〇 | 〇 | 〇 | ─ | 〇 | 〇 | ─ |
午後 | 〇 | ▲ | ▲ | ─ | 〇 | ※ | ─ |
午前:9:00~12:00
午後:14:00~19:30
▲:14:00~19:00
※:14:00~18:00
休診日:木曜・日曜・祝日